
本格広東料理に20年以上向き合い続けてきた確かな腕で、仕入れた旬の食材を最高の状態にまで引き上げる調理をし、その日にしか味わえない特別な体験を提供します。


現地調達の種類に富む中国茶は、柏ノ木の料理と調和し、より特別な体験を提供します。中国産にこだわったワインと豊富な種類を取り揃えた紹興酒といった、ほかでは味わえない中国料理とのペアリングをお楽しみください。

柏ノ木が大切にしているのは、茨城のテロワールが育んだ素材本来の力強さです。シェフが産地に赴いて生産者と対話し、素材を厳選。地元仕入れだからこそ叶う鮮度を活かし、瑞々しさや旨みをそのまま一皿に表現します。この土地の豊かな恵みを、最も美味しい状態で味わっていただくことが、柏ノ木の考えるガストロノミーです。

柏ノ木の料理の美しさを引き立てるのは、シェフ自ら足を運び、見極めた器の数々。伝統を受け継ぎながらも作家の自由な工夫やあたたかみが伺える笠間焼は、味わいや彩りを引き立てます。

柏ノ木は、マナーを気にし過ぎることなくお食事いただけます。スタッフ一同、明るい笑顔を心がけてお迎えいたします。あたたかな雰囲気の店内で、心地の良い時間をお過ごしください。


店内のテーブルは、長さ約8メートルの一枚板です。カナダ・バンクーバー産の樹齢約1800年の檜で、木のぬくもりが感じられつつ重厚感を醸し出します。一枚板のテーブルは、家族で食卓を囲むようにお客様同士が打ち解け合うきっかけが生まれることを願って考案しました。柏ノ木は新型コロナウイルス感染症の流行中、現在の場所で再スタートしました。人が集まり和気あいあいと過ごす機会が減る中、人と人がつながる場になることを期待して、店の中心にしつらえることを決めました。

柱や天井には八溝山の杉を使用しています。八溝杉の美しく温かみのある木材に加え、光の加減で色合いを変える黒の壁紙は、洗練された雰囲気を演出します。特大のガラス窓の向こうには、光を反射する水田に新緑の苗、風に揺れる黄金の稲穂。季節とともに移り変わる飯富の豊かな田園風景をお楽しみください。


水戸市飯富の畑を遊び場に育ち、夜勤の母に作った定食が私の料理人の原点です。広東料理の研鑽を積み、故郷への恩返しを胸に帰郷。2019年の被災後、復興への願いを込めて再スタートを切りました。
その後、美しい田園を一望できる現在地へ移転したのは、一皿ひと皿への「純粋な追求」のためです。以前の規模からあえて席数を絞ったのは、シェフとして料理に深く向き合い、その精度を極めたいという強い想いがありました。
目の前に広がる景色もまた、この地のテロワールを五感で楽しんでいただきたいという願いから。この豊かな環境で、素材の真価を引き出すガストロノミーの真髄を表現してまいります。
店名の「柏」は、新芽が出るまで葉を落とさない縁起の良い木。その名の通り、飯富の地に深く根を張り、茨城の食材が織りなす新たな食文化をここで育み続けていきます。